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オリーブ色の男 [/murmur]

こんにちは、お引越ししました*

お引越しついでにデザインもいろいろいじってみました。
1カラムの方が画像を貼るのに広々としていて良いかなと、以前から思っていたので念願叶って嬉しいな^^
何か表示崩れがあれば教えて下さると嬉しいです。

ぶくぶくと潜っていましたが、その間にゼブルが増えました。
使用前・使用後

もさもさで大柄な、おじさんに足を突っ込んだぐらいのあらさー男子(?)設定です。
ゼブルを初めて見た時の印象をそのまま擬人化してみました。

最近のヤミショの新作や再販、今月のアイテムなどをレイアウトした島のスクショを交えて、新入りさん二人とリプルや周りの皆との小話を書いてみます。

-*-*-

ある日の夜。
いつのも様にリプルは部屋で眠っていました。
ウォームのぬいぐるみも一緒です。
すよすよ

きら、きら、と、真っ暗な部屋の中で小さな星のような光が瞬いている様です。

リプルは夢を見ていました。
幾億の光が瞬く星空の下、プラチナブロンドのウォームが駆け寄ってきます。
夢。


「やあ、リプル。また会えたね。」
「うん、またいっしょに、遊ぼ!」

ライラと名乗ったそのウォームは、少年のようにも少女のようにも見えます。
リプルはどっちだろう、と心の中で疑問に思っていましたが、遊んでいるうちにいつも忘れてしまっていました。
今日はお茶会。美味しそうなお茶とお菓子をライラが用意してくれていました。
甘いものに目が無いリプルが嬉しそうに食べているのを、ライラはにこにこと眺めながらお茶を淹れます。

「夢の中なのに、おいしいよ!不思議。」
「ふふ。不思議だね。」

何かを楽しげに隠している様に、ライラは微笑みました。

「あ、ちょっとだけ出かけてくるね。待ってて!」
「わ、うん。いってらっしゃい。」

ライラが行ってしまい、ぽつりと残されたリプル。
以前見つけて、ここはダメ、と注意されてしまった青白く光る洞窟が気になり始めます。

むずむず我慢出来なくなったリプルは、ライラにごめんと心の中で呟きながら覗きに行きました。

青い星の祭壇

ひたひたと中に入っていくと、天井から青白い光が降りる空間に辿り着きました。
いつかティハが読んでいた星の本の中で見かけた、星座の印がいくつも丸い床に刻まれていました。
くるくる回るカンテラから漏れる光の模様が、とても幻想的です。
きょろきょろ、うろうろ、リプルは一人探検していました。その時。

「あ、見つけた!もう、ここはダメだって言ったよね、僕。」
「(ぎくっ!)…えへ。ごめん、ライラ。…すごく、綺麗な場所だね。」
「全く…今日だけだよ?」
「うん、ありがとう!」

ここって何するところだろ?というリプルの質問には、微笑むだけで答えてくれなかったライラでした。

そんなこんなで、楽しい時は瞬く間に過ぎ去り、明けの明星が空に光る頃になりました。

「もうそろそろ、きみが起きる時間だね。」
「また、遊ぼうね。ぼく、明日は早く寝ようかな。」
「あはは、昼間はちゃんとあっちで遊んだ方が、いいよ」
「あっち?」
「ううん。何でもない。…また遊ぼう。きっとだよ!」

ぼやけて行く視界と意識、ぱちりと目を開けるとそこは自分の部屋。
ウォームのぬいぐるみもそのまま佇んでいます。
寝ぼけ眼。


「ライラも、こっちでも動ければいいのにね。」
「リプル~、そろそろ起きなさ~い!」
「あ、シアだ。はーい!今起きる~」

ぽつりと零れた呟きは、ライラに届いたかは分かりませんでした。

-*-*-

梅雨の晴れ間、空に虹がかかっていた日。
リプルはシュガリィと公園へ散歩に行きました。

ふと噴水の周りに目をやると、前髪がもっさりとして表情が伺えない、しかしとても大柄なゼブルがぼーっと空を見ながら座っていました。
おじ・・・おにいさん?

見た事無い人だ、とリプルが思っていると、シュガリィがぴょん、とそのゼブルに近づき膝の上に乗りました。

「わ!シュガリィ、知らない人なのに、だめだよ…!」
「ああ。かまわない。なあ、聞いても良いか?」
「は、はい。」
「ここは、どこだ?」
「え?GLLの公園だよ。おじ…じゃなくて、おにいさん、どこに住んでるの?」
「…それがな。分からないんだ。忘れた。」

シュガリィのおかげで話をするハメになったリプル。そのゼブルはフロイドと名乗りました。
名前しか覚えてない、と伝えるや否や、ふらりとよろめき芝生に倒れこみます。
ゼブルダウン!


「おっ、おじっ、おにいさん、だだだいじょぶ…!?」
「や、腹、減って…力抜けた…」
「お腹空いてるの?僕んち行けば何かあるから…!よいしょ。立てる?」
「なんとか。悪いな、本当はお前みたいな小さい子に頼りたくないんだが…」

険しい顔のフロイドのお腹から、ぐう、と腹の虫が鳴く音がしました。

なんとか手を引っ張ってあせあせ家に連れ帰ったリプル。
事情をシアに話すと、少しの間じっとフロイドを観察し、数分の間ぽつぽつと質問をした後、不審者では無いと判断したようで、食事を準備してくれました。
フロイドが食べている間、他の皆を呼んだシア。
程無くして呼ばれた面子がシアの家に集まりました。

わいわい周りを囲み顔をつき合わせて会議をした結果。
フィルモアおじいさんの家に空いている部屋があるので、とりあえずそこに寝泊りすればいい、という事になりました。
じっ


「よろしくな、フロイドとやら」
「ああ。世話になるよ。…何か、俺に出来る事があれば、働かせてくれ。」

どこから来たか分からないオリーブ色のゼブルは、フィルおじいさんの居候になりました。
力仕事から簡単な(おおざっぱな)料理を淡々とこなしている日々です。
目下時計職人になるべく修行中のデヴォは、おじいさんの家で作業する日の休憩時間に少しずつ打ち解けていき、今ではリプルの次に仲が良さそうに見えます。
ゼブルが忘れてしまった事は一体何なのか、一向に思い出せない様でしたが、当の本人はあまり気にしていないようです。

また一人、仲間が増えました。

-*-*-

という訳で、フロイドさんの設定画はこちらです。
フロイド

度胸が据わっているからこそ、のほほんとしていられる人格なのか、忘れた事を気にしても仕方ない、いつか思い出せればそれでいい、という感じで元々ポジティブな性格なのか、それはまだ秘密です。
もうちょっと練り練りしないと!

-*-*-

さて、何枚かスクショぺたぺたします。
ヤミショの瞬く星は、可愛すぎて…!勢い余ってうちのこ全員に買いそうになりました(堪えたけれども!)
演奏会?


そして再販のミニ望遠鏡><待ってた…!
ティハにプレゼントして以前のレイアウトをマイナーチェンジ^^
らぼぬいが…

ぬいぐるみが覗いていてティハが覗けません。

先月も可愛い島やアイテムばかりで嬉しかったなあ!
蓮の花

そねさん良い仕事!
レトロテレビとちゃぶ台もぐっじょぶ!
お茶!

テレビちゃんと映るのに感動。

SNSで回してもらった表情バトン(シア編)
百面相?

この後デヴォが控えています。ふふ、いろんな表情楽しいな~!

-*-*-

最後にリアイベのお話。
今年はどうかなーと思っていたのですが、行けそうな予感です。
去年同様コバヤさんと二人で参戦の計画を立てています。ふふ。
日帰りどたばたが大変だったので、その教訓を生かし出来れば土日一泊したいなあと思っています^^*
またあの方が…!とかこそこそどきどきしていると思いますが、いろんな方にお会い出来そうで今からとっても楽しみです。
作品は…未定です(笑)出来たらこっそりエントリーしてこようと思います。

という訳で、今日は長くなりましたがこの辺で!
あっ、うちのこ設定、ハイトからまだ途中で終わってます。早く全員分の文章入れてあげたいな!
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